阿佐ヶ谷神明宮
あさがや しんめいぐう(東京都・杉並区/神明系)
旧阿佐ヶ谷村の鎮守。日本武尊が東征の帰りに休息した地と伝わり、秋の例大祭では区の文化財「阿佐ヶ谷囃子」が奉納される。
御祭神
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)— 太陽をつかさどる神。高天原を治め、皇室の祖先とされる。弟の素戔嗚尊の乱暴に心を痛めて天岩戸に隠れ、世界が闇に包まれたという話で知られる。伊勢神宮の内宮にまつられ、全国の神明宮・天祖神社はこの神をまつっている。
- 月読尊(つくよみのみこと)— 月をつかさどる神。天照大御神・素戔嗚尊とともに、伊邪那岐命から生まれた三貴子の一柱にあたる。神話に登場する場面が少なく、姿の伝わり方が最も控えめな神でもある。
- 須佐之男尊(すさのおのみこと)— 天照大御神の弟。高天原を追われたのち、出雲で八岐大蛇を退治して稲田姫を救った、荒々しくも人を助ける神。江戸時代には疫病をはらう牛頭天王と同じ神とされ、氷川神社・須賀神社・八坂神社などに広くまつられている。
出典:現地の説明板(杉並区教育委員会 令和6年3月)
由緒
旧阿佐ヶ谷村の鎮守。寛政12年(1800)の『江戸名所図会』によれば、日本武尊が東征の帰りにこの地で休息し、のちに尊の武功を慕った村人が旧社地に一社を設けたのが始まりと伝わる。建久年間(1190〜1198)には、土豪の横井兵部が伊勢神宮に参拝した折に神の霊示を受け、宮川の霊石を持ち帰ってこの社に安置した。その石はいまも御神体として本殿の奥深くに鎮まっている。平成21年秋には「平成の大改修」が竣工し、神明造の御殿と神門、祈祷殿、能楽殿が新しく建てられた。
- 創建:創建年不詳。日本武尊の東征に始まると伝わる
出典:阿佐ヶ谷神明宮 公式サイト「ご由緒」/参考:ja.wikipedia「阿佐ヶ谷神明宮」
見どころ
約3000坪の境内に、神明造の御殿と神門、能楽殿、儀式殿、社務所を兼ねた神明殿がならぶ。祈祷殿である降臨殿は木造平屋の神明造で、ここに授与所がある。全国で当宮だけが行う「八難除(はちなんよけ)」の祈祷で知られ、厄年の災いだけでなく、方位や家相、火水、人間関係にかかわる災いまでを合わせてはらう。
- ご利益:厄除け・開運招福
- 系統:神明系
- 特徴:御朱印
出典:阿佐ヶ谷神明宮 公式サイト「境内案内」「八難除」
お祭りと年中行事
- 例大祭(9月中旬) 氏子のうち14か所の御幸所から神輿が集まり、一斉に氏子のまちを巡る。区の文化財「阿佐ヶ谷囃子」が奉納される。
出典:阿佐ヶ谷神明宮 公式サイト「神明宮例大祭」
参拝の案内
- 駐車場:あり(台数の記載なし)
- 敷地面積:約3000坪
- 所在地:東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
行き方
- JR中央線「阿佐ケ谷」駅 北口 徒歩2分
- 東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷」駅 北口 徒歩10分
出典:阿佐ヶ谷神明宮 公式サイト「交通案内」